「初心者にオススメ!低価格コスパリール紹介!選び方や使い方を分かりやすく解説!」

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 この記事では、初心者にオススメの低価格コスパリールを紹介していきます。初めて釣りをする方のためにオススメするスピニングリールの選び方や使い方をわかりやすく解説します。初めてリールを選ぶ際、初心者の方はどんなリールを選べばいいのか分からず悩むものです。このページでは初心者でも簡単にスピニングリールを扱える方法・スピニングリールを選ぶのに必要な知識・釣り初心者に人気が高いコスパリールをご紹介していきたいと思います!



初心者でも使いやすいオススメリールの失敗しない選び方・使い方入門

まずは初心者でも使いやすいリールの、失敗しないオススメの選び方や使い方を説明していきたいと思います。

リールに関する最低限の知識がなければ、どんなに良いリールを買っても、その性能を引き出すことはできません。逆にリールの使い方や基本をマスターしていれば比較的安価なリールでもトラブルなく快適に釣りをすることができます!

リールの違い、パーツの名称、トラブル解消法なども記事中でご紹介していきます。

 

スピニングリールとベイト(両軸)リールについて

リールには大きく分けて、スピニングリールとベイト(両軸)リールの2つが存在します。

スピニングリールとベイトリールの1番の違いは、ライン(糸)を巻き取る方向が違うということです。

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上:ベイト 下:スピニング

ベイトリールは構造が簡易的なため巻き取りパワーがあり、小さいボディに太い糸を巻けるというメリットが存在しますが、扱いに慣れないとバックラッシュといわれるライントラブル(糸絡み等)が頻発します。

どちらにもメリット、デメリットが存在し、その釣りに合わせて選ぶものですが、ベイトリールはスピニングリールに比べトラブルが多く、中級者から上級者向け。

釣り初心者の方がリールを選ぶなら、スピニングリールを使って、いろんな釣りにチャレンジしてみましょう!

 

スピニングリールの各パーツについて

スピニングリールの基礎として、各パーツや構造を紹介していきます。

各パーツの名称

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1:スプール:糸を格納する重要なパーツ。

       リールの大きさや、深溝、浅溝などによって扱いやすい糸の太さ、巻ける糸の量が決まっている。

2:ベール:糸を放出しないで止めておくためのパーツ。

      ベールを起こすと糸が放出し、閉じると放出せず、糸を巻き取れるようになる。

3:ドラグ:魚の引き(糸への負荷)に合わせて勝手に糸を放出してくれるシステム。

      最初にドラグの設定をしておくことで、合わせたときや魚の急な引きにも糸を切られずに対応できる

4:ハンドル:ハンドルを回すことで糸を巻き取ることができる。

       スピニングリールではベイトリールと違って、ほとんどの機種がハンドルを左右に付け替えることができる。

5:ローター:ハンドルを回すことでローターが回り、糸をスプールに巻き取ることができる

6:リールフット:竿にリールを装着するためのパーツ。

 

スピニングリールのサイズ・品番

同じモデルのリールでも「番手」が変わればサイズ、糸巻き量なども変わってきます。

初心者の方がリールを選ぶ際に、よく番手を間違って買ってしまう方が多いです。

釣りたい魚種によって番手を選ぶことはとても大切ですので、しっかり覚えましょう。

まずは、ダイワの「LEGALIS LT3000-CXH」というリールを例に出してみましょう。

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「LEGALIS(レガリス)」はリールのモデル名、「LT3000」が3000番サイズのノーマルスプール、「C」がコンパクトボディ、「XH」がエクストラハイギアです。

「LT3000」の後にS(浅溝)やD(深溝)が入っていたら、それがスプールのサイズになります。

ダイワはこのように表記されていますが、メーカーによって表記のされ方や、同じ3000番サイズでも若干の違いがあったりするので、メーカーのHPなどで確認すると良いでしょう。



番手

糸巻き量

対象魚種

1000番

ナイロン2号100M

アジ、メバル、小型トラウト等

2000番

ナイロン3号100M

ブラックバス、トラウト、アジ、メバル、エギング(イカ)等

2500番

ナイロン3号150M 

ブラックバス、エギング、シーバス、根魚、ちょい投げエサ釣り等

3000番

ナイロン4号150M

シーバス、ライトショアジギング、ヒラメ、小型青物、根魚等

4000番

ナイロン4号200M

シーバス、ヒラスズキ、ライトショアジギング、ショア/オフショアジギング、根魚、大型トラウト等

 

※上記の表はあくまで参考程度です。メーカーやスプールによって変わってくるので、購入する際はメーカーのHPをチェックしましょう。

 

海釣りで使われるリールの種類・特徴

海でエサ釣り、ルアー釣りの両方をやってみたい方は、2500番サイズのリールをオススメします。

1番汎用性があり、エサ釣り、ルアー釣りの両方をカバーできる万能な番手です。

それと海釣りで使うリールは、海水対応のものを選ぶと、よりリールが長持ちします。

淡水専用のものを選んでしまうと、海水によって錆びが発生してしまい、回転性能の悪化やパーツの固着などが起きやすくなってしまいます。

海水対応だからと言って絶対に錆びないわけではありませんが、錆びやすい部分には防錆加工などが施されていたりするので、長持ちします。

 

初心者の方必見!スピニングリールの使い方

それでは、スピニングリールの使い方の説明をしていきます。

スピニングリールの基本的な使い方の説明になりますので、しっかり読んでいってください。

投げ方一つで飛距離が大幅に伸びることもありますし、糸絡みやロッド・リールの破損などのトラブル回避にも繋がります。

スピニングリールを使う準備

それではスピニングリールを使う準備をしていきましょう。

竿にスピニングリールをセットします。

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このとき、リールがガタつかないようしっかりと締めましょう。

 

スピニングリールの正しい持ち方

ロッド(竿)のどこを握ればいいのかわからず、とりあえずロッドの一番下を持ってしまっている人をよく見かけます。いわゆる「芸能持ち」と言われる持ち方です。正しい持ち方でなければ竿とリールの性能を十分に発揮できません。持ち方一つで釣りが今まで以上に快適で楽しくなります!

中指と薬指でリールフットを挟み込むようにして持ちましょう。

手の真下にリールがくることによってバランスが良くなり、疲れにくくなります。

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スピニングリールの投げ方

正しいスピニングリールの投げ方を覚えて、トラブル無く、気持ちよく仕掛け・ルアーを飛ばせるようになりましょう。

 

・竿を持ってる方の人差し指に釣り糸を引っ掛ける。

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・ベールを起こして、糸をフリーの状態にする。

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※このとき、人差し指に糸を引っ掛けてないと糸が勝手に放出してしまうので注意しましょう。

 

・投げる瞬間に人差し指を離す。

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仕掛け・ルアーの重みと投げる勢いで竿がしなるので、そのしなりが戻りきる少し前に指を離すイメージ。離すタイミングは何回も練習して覚えましょう。

 

初心者でも失敗しないおすすめライン(釣り糸)の選び方

これから釣りを始める初心者の方は、釣り糸に違いなんてあるの?と思われるかもしれません。実は釣り糸は、釣具の中でも特に大事なもので、選び方を間違えると釣果を左右してしまうほどです。

釣り糸の知識をしっかりつけて、買ったあとに「失敗した!」と思うことのないようにしっかり知識をつけていきましょう。

 

ライン(釣り糸)の種類

ライン(釣り糸)には、大きく分けて3種類のものが存在します。それぞれの特性を把握して、自分のする釣りにあったライン(釣り糸)を選びましょう。



・ナイロンライン

 メリット:他のラインに比べて製造コストが低いので、安価に購入することができる。伸びがあり癖がつきにくいため初心者でも比較的扱いやすい。

 デメリット:海水や紫外線を吸収しやすいため、劣化が早い。

 

・PEライン

 メリット:伸びがないため糸に伝わる感度(魚の当たり)が非常に良く、引っ張り強度も強い。他のラインに比べ、しなやかで軽いので飛距離が出しやすい。非常に劣化しにくいため、長期間使用できる。

 デメリット:コスレや瞬間的な衝撃に弱い。細いためラインが一度絡まると解きづらい。高価。

 

・フロロカーボンライン

 メリット:ナイロンラインより張り(伸びない)があり、手に伝わる感度が良い。コスレに強く、ナイロンラインに比べ劣化しにくい。

 デメリット:急激な衝撃(キャストや合わせ等)に弱く、結び方が甘いと切れる。他の糸に比べて太くなる。

 

釣り初心者ならナイロン?PE?おすすめライン(釣り糸)

釣り初心者が選ぶべきラインは、ずばり「ナイロンライン」です!ライントラブルが比較的少なく、安価であることが理由です。それと、PEには劣りますが遠投にも向いており、伸びがあるため魚もバラしにくいといったメリットもあります。初心者の方はまずはナイロンラインから始めてみましょう!

 

【おすすめナイロンライン】

・デュエル カーボナイロンライン2号

値段もかなりお手頃なので、初心者の方にオススメのカーボンラインです。

 

【メーカー別】釣り初心者におすすめの人気リールをご紹介!

リールのことは大体分かったけど、リールにも色々種類があってどれを選べばいいか分からないと思っている方のために、値段別、デザイン別でおすすめの人気リールをご紹介していきたいと思います。


【おすすめリール】

シマノ 19シエナ 

シマノ シエナ2500

シマノから発売されている「シエナ」は、全てのユーザーが使いやすいようバランスよく設計されているため、安心してお使いいただけるリールです。

コスパが抜群に良いことはもちろんですが、回転性能も良く、ガタの少ない滑らかな回転を実現しています。

海釣りもルアー釣りも、バランスよくやりたいと思っている方にはオススメのリールです。

 

シマノ 19FX

お手頃な値段で購入することができ、ラインも最初から巻いてあるため、そのまますぐにお使いいただけます。

堤防からのちょい投げから、簡単なルアー釣りまでオールマイティになんでもこなしてくれるリールです。

シエナ同様に、飛距離の出るシマノ独自の技術を採用しているため、かなり使いやすいリールです。

是非使ってみてください。

 

ダイワ 17ワールドスピン2500

ダイワの入門用スピニングリールです。

前のモデルの比べ、スプールやギア等が改良されており、かなり使いやすくなっている印象です。

ラインが付属していますので、買った後すぐに釣り場で使用することができます。

ラインナップもコスパの良いリールをお探しでしたら、是非使ってみてください。



ダイワ レブロスLT2500

ダイワから発売されている2020年最新モデルのレブロスをご紹介します。

前作の2015年モデルから、コスパ優秀で性能が抜群に良いと評判のリールです。

シエナに比べると少し高い気もしますが、ドラグやボディの剛性など、性能の良さは折り紙付きです。

これから本格的に釣りを始めたい方にオススメのリールです。

 

アブガルシア 17カーディナル2s

アブガルシア カーディナルⅡ SX2500S

世界的人気メーカーであるアブガルシアのスピニングリールです。

評判もよく、値段とは裏腹に、巻き上げ力・ドラグ・飛距離に定評があります。

それと、付属でスプールがもう一つ付いてくるので、違う号数のラインを巻いて使うことも可能です。

デザインもメタリックで高級感があるため、デザインまで拘りたい方におすすめのリールです。

 

初心者にオススメ!低価格コスパリール 紹介!選び方や使い方を分かりやすく解説! まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は「初心者におすすめするリールの紹介と、選び方や使い方」について解説させていただきました。

 

失敗しないリール選びのコツは、予算内でなるべく良いリールを買うことです。

何にでも言えますが、値段が高いものにはそれなりの理由があります。

最低でも定価3000円以上のリールを購入されることをおすすめします。

 

スピニングリールの基礎知識・使い方を覚えて、快適なフィッシィングライフを歩んでいきましょう!